コーティングをご依頼される方は、「キレイな状態で維持したい」「洗車傷等が目立つのでキレイにしたい」「新車だし」と様々な理由で施工をされるかと思います。
コーティングとは車の塗装面に、保護被膜を張ることです。
コーティングを施工することにより、コーティング被膜が犠牲被膜となり、雨、埃、紫外線等のダメージから塗装面を保護します。
また、車のコーティングのことを、カーコーティングやボディーコーティングとも言いますが、どれも意味は同じです。
〇ワックス（油脂系コーティング）
〇ポリマーコーティング（樹脂系コーティング）
〇ガラス系コーティング
〇ガラスコーティング
最近主流となっているのは、ガラスコーティングもしくはガラス系コーティングと言われるものです。車を購入する時にはガラスコーティング、もしくは、ポリマーコーティングを勧められることがほとんどです。
コーティングを施工するメリット
車は家に次ぐ第二の資産ともいわれるほど高価なものでし、何年も乗るのでキレイな状態で乗りたいという方が多いと思います。
新車の時はキレイな状態なので、こまめに洗車などのお手入れをされるかと思いますが、年々傷やシミが増えていくにつれて徐々にお手入れも少なくなり状態も悪くなっていきます。
そういった時のこそコーティング施工のタイミングです。
高い技術による研磨で輝きを蘇らせ、お車への愛着も取り戻します。
また、コーティングを施工することにより光沢を保つ理由は次の通りです。
1. 汚れから守り、汚れが落ちやすくなる
2. 塗装面を傷から守る
3. ボディーのツヤや光沢が出る
コーティングは意味がないと言われる理由
ここまでお伝えしたように、コーティングを施工すると、車の塗装面を傷や汚れから守る効果があるので、車を綺麗に保つことができます。
しかし、コーティングをしても意味がないと言われることもあります。例えば、インターネットで調べてみると、コーティングなんかやめた方がいい、損をするなんて言われています。また、コーティングをした経験のある友達や知り合いに相談したら、高いお金を払ったのに意味がなかったという人もいらっしゃるかもしれません。
これでは、どちらが本当なのかわからなくなってしまいます。いったい、なぜコーティングを勧める人と、意味がないという人がいるのでしょうか。
その理由は、コーティングに対する間違った説明や認識のせいです。つまり、コーティングそのものに意味がないのではなく、正しく理解していないと効果を発揮することができないということです。
具体的には、コーティングをした後にもメンテナンスをしなければ、その効果を維持することができないのです。そのことを知らずに、コーティングをするだけで良いと思っていると、効果を実感することができず、施工代金を無駄に払うだけで、「意味がない」と言われるのです。
しかし、メンテナンスに関して正しい知識を持っていれば、コーティングをしなかった場合と比べて、いつまでも綺麗な車に乗ることができるようになるのです。
コーティングを施工したらメンテナンスは不要！？
コーティングを施工すれば、洗車などのメンテナンスをしなくても綺麗な状態を維持できると思われることがよくあります。しかし、これは間違いです。
理由は、あくまでコーティングとは、車の塗装面を保護するためのものだからです。汚れを防ぐ効果はありますが、何もしなければコーティングの上に汚れが付着してしまいます。
そして、そのまま長期間にわたり汚れを放置していると、こびりついて簡単に落とせなくなってしまいます。さらに、コーティング被膜が傷んで機能を失えば、塗装面を保護することができなくなってしまいます。
つまり、定期的に洗車やメンテナンスを行なって、コーティングを良い状態に保たなければ、コーティングの機能を発揮することができないのです。
しかし、「コーティングをすれば汚れない」「洗車をしなくても良い」と勘違いする説明をすることがあります。お店の売り上げを上げるためだったり、コーティングに関する知識が不足していることなどが原因ですが、その説明を鵜呑みにしてしまうと、コーティングしたのに車が汚れて意味がなかったと後悔することになってしまいます。
また偶にあるのが水をかけるだけで良いと言った誤解です。水道水をかけたまま放置するとコーティング被膜の上に水滴の跡が残り簡単には除去できなくなります。
