こんにちは。
最近何故かコーティングの作業時間についてのお問合せが多いです。
内容としては「1日で出来ませんか?」と。 コーティングの作業としては大きく下記の工程があります。
1.傷や塗装の状態の確認しコンパウンドや磨き方を決める
2.マスキングで磨かない部分を保護
3.磨き作業
4.細かい部分の仕上げ
5.脱脂
6.コーティング剤施工
7.最終仕上げ
この中で一番時間がかかるのが、磨きの作業です。 磨きの作業なしでコーティング剤を塗るだけであれば1日で作業完了しますが、磨きの作業だけで最低2日はかかってしまいます。
ですので、当店のコーティングは最低でも2~3日はお時間をいただいています。
この磨きが普段は目に見えない傷を取り、光沢を決める重要な作業です。
最近のコーティング剤は多少の傷なら光沢でなんとかごまかしてくれますが、それでもきちんとした磨きが絶対に必要です。
当店にも他店で施工されたお客様がご相談に来店されますが、シングルポリッシャーで磨いた際にできる独特のオーロラ傷が入った状態でご来店されます。
施工当初はコーティング剤の効果で光沢が出てこの傷もごまかされていますが、コーティングが定着してくると出てきます。 このオーロラ傷ですが、ほとんどの専門店では絶対に残っていません。
磨きの段階でどこの専門店でも高い技術と道具を使用して傷がない状態でコーティング剤を塗っていきます。 その状態でコーティング剤を塗るからこそ、光沢とコーティング効果持続ができます。
普段の日差しではわかりませんが、特によく入っているのはソリッド系の色です。夕方の西日にあてるとよくわかります。
当店を含め専門店では特殊なライトをあて、見えにくい傷も時間をかけて除去していきます。
その為どうしても時間がかかってしまいます。 設備の整っていない状態(屋外での作業・技術力・用途別にコンパウンドが内・ライトをあててない等々)で施工された方に多く見受けられます。
作業時間とは少し話がそれましたが、コーティングは絶対設備で整ったお店で施工されることをおすすめ致します。