セラミックストロングコートの性能・効果
セラミックストロングコートは洗車職人のコーティングの中で、最も小傷充填特性に優れており、卓越した厚みのあるセラミック被膜を形成することで、塗装の欠陥をカバーすることができます。
耐久性や撥水性、セルフクリーニング特性に関しても非常に優れており、最もバランスの良いセラミックコーティングです。
-薬品耐性 pH2〜13
-セラミック含有量 75%
セラミックストロングコートは以下の特性を備えています。
▶︎マイクロスクラッチ耐性
洗車職人のセラミックコーティングは、ハードかつ滑らかな手触りを提供し、デリケートな車両塗装に微細な洗車キズが発生するリスクを軽減します。
▶︎小傷充填特性
圧倒的な艶感による小傷充填特性を備えており、微細なキズをカバーし目立ちにくくする効果があります。
▶︎重厚なコーティング被膜
セラミックストロングコートは、世界中のカーケア市場に流通するコーティングの中でもトップクラスの膜厚感を提供し、有害な汚染物質から塗装を保護します。
セラミックストロングコートの撥水性能
セラミックコーティングは、一般的に水玉が転がり落ちる撥水性能を持っています。走行中に水玉が吹き飛ぶ様子は見ていて気持ちが良いだけでなく、極軽度な砂ぼこり程度でしたら、水玉が埃を包み込んで一緒に流れて落ちていきます。洗車をする際の水の拭き取りも非常に楽になるため、特にご自分で洗車をする方には嬉しいメリットになるでしょう。※洗車が不要ということではなく、むしろ小まめに洗車をして常にボディを綺麗な状態で維持した場合にご体感できます。
塗装を強化
車の塗装表面(クリア層)は、一見すると平滑に見えますが、実際には多孔質で顕微鏡で確認すると凹凸や極微細な穴が空いています。セラミックコーティングを施工することで、高密度かつナノ粒子のセラミック被膜を形成することで塗装表面を強化、改善することで、微細な洗車傷の付着を軽減することができます。
薬品耐性を備えている
セラミックコーティングは、酸性とアルカリ性のクリーナーに対して耐性があります。製品により度合いは異なりますが、一般的にpH2〜3の酸性とpH11〜13のアルカリ性ケミカルに対する耐性を備えています。どんなに高価で高品質なセラミックコーティングでも時間の経過とともに通常のシャンプー洗車では落ちない汚れが蓄積していきますが、広範囲のpH領域をカバーしているため、コーティング被膜を極力痛めることなく汚れを落とすことができます。薬品耐性があるということは、耐久性の向上にも繋がる大きなセラミックコーティングの大きなメリットになります。
鮮やかな発色と美しい艶
セラミックコーティングの特徴は、まるでクリア層を追加したような重厚な被膜感を得ることができ、コーティング施工前の下地処理(ボディ研磨、ケミカル洗浄)と相俟って塗装本来のポテンシャル以上の存在感を放ちます。
防汚性に優れている(汚れが固着しづらい)
セラミックコーティングは、無機質(厳密には無機と有機のハイブリッド)の強靭なコーティング被膜を形成することで、砂埃、泥汚れ、鳥の糞や虫の死骸など日常的に直面する有機質汚れの固着を防ぎ、日々の洗車を楽にする効果が見込めます。
グローバルに展開していることから、熱帯から寒帯まであらゆる自然環境を耐え抜くよう設計されています。
洗車傷耐性
セラミックスとロングコートのパフォーマンス向上の鍵は、既存の20nmナノ粒子に加えて、革新的な新しい7nmナノ粒子を導入することで、コーティングの最上層を補強して厚くし、架橋剤の比率を高めることにあります。
塗布することでハードなトップレイヤーとソフトなベースレイヤーの2層に分離します。ベースレイヤーは、柔軟性があり塗装面にしっかりと接着し、7nmと20nmのナノ粒子の集合体であるトップレイヤーは、ハードなセラミック被膜となります。
この柔軟性を兼ね備えた特殊な2層構造が、通常の硬度9Hコーティングを超える洗車キズに対する耐性を実現します
耐久性
一般的なガラスコーティング、セラミックコーティングと比較して、セラミックストロングコートは強力な洗浄薬品や鳥の糞に対する耐性も備えています。無機質のコーティングである以上、どのようなコーティング剤でも、100%雨染み(シリカスケール、ウォータースポット)の付着を防ぐことはできませんが、洗浄薬品に対する強い耐性があるため、コーティングの被膜を痛めることなく雨染みを専用のウォータースポットリムーバーで除去することができます。その結果、愛車を長期に渡り美しく維持することが可能となっています。
ガラスコーティングとセラミックコーティングの違い
非常に誤解を招きやすいテーマですが、成分に焦点を当てるとガラスコーティングもセラミックコーティングも主成分は同じ二酸化ケイ素(SiO2、シリカ)となります。そのため、「ガラス」「セラミック」という成分があるわけではなく、成分だけではガラスコーティングとセラミックコーティングを明確に棲み分けることは出来ないことになります。
これがガラスコーティングとセラミックコーティングの違いを考える上で、最も誤解を与えてしまう要因の一つとして挙げられます。ではなぜガラスコーティングとセラミックコーティングという異なる呼び方が存在するのでしょうか?
それは日本ではガラスコーティングという名称で普及したのに対して、海外ではセラミックコーティングという名前で普及したことが根本の要因になります。実際に、セラミックとは酸化物や炭化物などの無機化合物の総称であるため、海外ではSiO2のコーティングをセラミックコーティングと名付けたと考えられます。近年では、この海外製のセラミックコーティングが日本でも流通するようになり、車好きの方の間で愛用されています。
ガラスコーティングとセラミックコーティングの性能比較
ガラスコーティングとセラミックコーティング、それぞれに性能差はないのかと言いますと、相対的にはセラミックコーティングに軍配が上がります。理由としては、世界的な視点で見ると、イギリスやアメリカがカーケア業界における先進国であり、日々過酷な市場競争にさらされていることから、各社それぞれ優位性を築くために日夜研究開発に勤しんでいます。
日本においてもガラスコーティングの上位互換としてセラミックコーティングの名称で製品化しているメーカーも多く存在します。
しかし、ここで注意したい点は、本来はセラミックコーティングは海外におけるガラスコーティング剤の呼称でしたが、セラミック=高品質であるというイメージを利用して、ガラスコーティングを性能は旧来品と同じで、名称だけセラミックコーティングと変えて製品化しているケースもあります。このような背景から、必ずしもセラミックコーティングがガラスコーティングよりも優れていると決め付けずに、メーカーやブランドごとに事前にリサーチすることが重要です。
磨きが違う
セラミックストロングコートのコーティング剤は性能、耐久、光沢、全ての開発段階において過酷なテストを行っています。従来の塗装面製品よりもはるかに耐久性に優れ、施工後は過酷な気象条件下においてもボディ及び塗装面を保護し通常の気象条件の下では5年以上の光沢を維持する高度塗装保護技術です。
コーティング剤を塗るだけでは傷が薄くなったり、光沢が良くなったりはしません。コーティングを施工するのに最も重要なのが下地処理です。この下地処理がきちんとできていない状態でボディコーティング剤を塗っても傷や汚れ等のダメージがある状態を保護するだけになってしまいます。 下地処理の段階でしっかりとダメージ部分を研磨除去し最大限の光沢を引き出します。お車の塗装の状態に最適な研磨剤(コンパウンド)を使用し、ポリッシャーという機械で研磨していきます。研磨剤もポリッシャーも何種類ものものを組み合わせて使用する為、技術や経験で仕上がりが大きく変わってきます。 最近では市販のものもあったりしますが、研磨の技術は奥が深く専門店以外で作業を行うと塗装に大きなダメージを与えてしまいますので、研磨はプロの仕事といえます。
コーティングの下地処理
STEP1 お預かり~洗車準備
01.お客様と一緒に車輌確認
お預かり前にお客様が気付いているキズなどの確認や相談を含め、担当者がお客様と一緒にお車のボディーコンディションをチェックします。それと同時に、お客様がお車に対しどのような状態になることを望まれているのかなど、お客様のご要望をお尋ねします。また、修理履歴、保管状態、走行距離、ボディコーティングの有無なども確認させていただきます。
STEP2 足回りの洗浄
01.足回りの洗浄
ボディーよりも前に、専用のクリーナーでホイール、タイヤ、タイヤハウス、マフラーなどの足回りを洗浄します。ここで使用するスポンジは、ボディーを洗浄するものと分けています。
STEP3 ボディの洗浄
01.高圧洗浄
車の最上部から、圧の高い水でチリやホコリなどのおおまかな汚れを洗い流します。状況に応じて、スチームを用いたりもします。 また、洗車職人は全ての工程で最初から最後まで純水を使用しています。
02.シャンプー
洗車の基本は「泡で洗う」こと。できるだけ力を入れず、きめ細かい泡で汚れを浮かして落とします。洗剤が乾かないうちに手早く、細部までしっかりを洗っていきます。
03.鉄粉取り
鉄粉除去用の特殊除去剤と特殊セラミック粘土や鉄粉除去用パッドを使用してボディー表面のざらつきを取り除きます。ボディに傷が入らないように細心の注意を払いながら作業を行っていきます。鉄粉が落ちているかどうか、指先でボディー表面の手触りをチェックしながら丁寧に取り除いていきます。
04.脱脂処理とシャンプー
専用洗剤とスポンジで、鉄粉を洗い流します。同時に、脱脂剤でボディー表面に付着した脂分もしっかり落とします。脱脂することで、今までワックスなどが隠していた細かいキズなどが現れます。
STEP4 研磨準備
01.塗装状態のチェック
研磨担当者が、専用の照明の下でボディーコンディションチェックを改めて行います。ここで、塗装色、状態、膜厚等の状態を考慮して何通りも考えられる施工方法の方向性を決定します。この時の見極めによって、どのような仕上がりになるのかが決まるため、念入りにチェックします。
STEP5 研磨
01.ボディコンディションに合わせて研磨
ボディコーティングの施工にはこの研磨作業が最も重要で、施工者の経験と技術が問われる工程でもあります。様々なライティングの種類の組み合わせで細かいキズを発見し、何通りも考えられるコンパウンド、ポリッシャー、バフなどの道具の組み合わせによってキズを消し、塗装面を鏡面状態にしていきます。この行程は特に丁寧に行うため、相当の時間を費やします。
ポイント
ボディー表面を研磨する際、主にコンパウンド(研磨剤)、ポリッシャー(研磨機械)、バフ(ポリッシャーに取り付けて使用する道具)、ライティング(照明)の4つの道具が必要となります。これらの道具には、それぞれに種類があります。コンパウンドは種類によって研磨力の強弱が異なります。コンパウンドの種類もおおきく分けて水性、油性とありますが、油性の場合は磨き傷(オーロラ模様)が油分でわかりにくくなってしまい、後々、研磨傷が浮き出て来るため、洗車職人では水性コンパウンドを使用し、洗車傷や研磨傷を確実に除去していきます。固い塗装用にはダイヤモンドの粒子を含んだコンパウンド等も使用しています。また、ポリッシャーは駆動方式においては2種類(電動式/エアー式)、回転方式においては大きく3種類(シングル回転/ダブルアクション回転/ギアアクション回転)に分類され、いずれも目的に合わせて使い分けます。バフは、素材の違い(ウール/低反発/ウレタンフォーム など)によって特に研磨力が変わります。ライティングにも、ハロゲン/水銀/メタルハライド/LED などの種類があり、それぞれ色温度が異なります。単体で使用するだけでなく、色温度の異なる複数のライティングを組み合わせて使用することで、ボディーについた細かなキズまで徹底的に見つけ出します。
各道具の種類が異なるだけでも研磨力は変わりますが、それぞれの組み合わせを替えることで緻密な差異を出すことができます。何通りもの組み合わせが考えられる道具を自在に操り、施工車のボディーコンディションとガラスコーティング剤に合うような下地処理ができるのは、プロフェッショナルだからこそです。
STEP6 ボディの洗浄
01.シャンプー
研磨剤を洗い流します。この洗車はしっかりと汚れを落とすことが目的ですが、洗車キズをつけてしまっては意味がなくなってしまいます。そのため細心の注意をはらい、キズがつかないようにできるだけ泡で洗うようにします。
STEP7 コーティング作業
01.コーティング剤塗布
作業室内の気温、湿度を調整してコーティング剤の散布に最適な状態にします。気温、湿度、季節等のコンディションに合った方法で施工していきます。結合がしっかりと出来ていないとはじめからやり直しとなる為、細心の注意を払って施工していきます。
02.拭き上げ
クロスには裏表があり、それを使い分けながら拭き上げます。拭き上げの加減も、経験とプロの眼が必要です。
03.溶剤が揮発するのを待つ
ガラスコーティング剤を塗布したら、ガラスコーティング剤に含まれる溶剤が揮発するまで少し待ちます。しっかりと定着する前に次の工程に進むとコーティングの機能が発揮できなくなってしまいます。「どれくらいの時間待つのか」は、気温、湿度、季節、によって違ってくるので、経験と感覚で判断します。
STEP8 最終チェック
01.最終チェック・お引渡し
チェックシートを基に、ボディーの最終チェックを行います。また、どこがどのように変わったのか、施工後の注意点など、お引き渡しの際にご説明させていただき、お引き渡し完了です。
サイズ | 料金(消費税込) |
---|---|
SS | 185,000円 |
S | 200,000円 |
M | 215,000円 |
L | 230,000円 |
LL | 245,000円 |
XL | 260,000円 |
代車無料
コーティング施工のお客様に無料の代車をご用意しています。洗車職人の代車はお客様に気持よくご利用いただけるよう、新車から5年サイクルで使用を致しております。代車のご指定は大変恐縮ではございますが、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。また代車は限りがありますのでお早めにご予約をお願い致します。
【車種】トヨタ ルーミー・日産デイズ
積載車完備
ダイヤモンドストロングコート・ストロングコート・カーフィルム施工のお客様で代車不要の場合はお引き取り納車させていただきます。
ただし、狭い場所での積み下ろしはできません。
※お引取り可能地域:岡山県内・広島県福山市
その他の地域でご希望のお客様は別途費用にてお引取りさせていただきます。
ご希望のお客様はご予約時にお気軽にご相談ください。